レッスンの感想

先日4回目のレッスンを受けてくださった生徒さんが、その時点での感想をお送りくださいましたので、ご本人の承諾を得てご紹介します。はじめにレッスンへ来られた理由は、「肩と腰に痛みがあり、それを解消したい、そうすることで、好きなギターの練習も痛みをともなわずに出来るようになりたい」というものでした。

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Kさんのご感想:

先日はギターと一緒のレッスンだったので みんなの言っているような身体の変化や音の変化が どんな風なのか とても期待していたのですが僅かにも気配すら 実感出来ず…これまで教えて頂いた事がまだ身についていないせいなのか、私のカンが悪いのか、それともあーかしらこーかしらと帰ってからも頭を離れず…
しかし、いやいや きっと 教えて頂いた中に答えがあるはず!と思い、
こうかなぁ…それともこうかなぁ…と 探っているうちに、
「んん?」「ひょっとして?」
「あれ、この感じかな?」というのが一昨日から感じられるようになりました。
昨日今日と練習しているうちに 「ああ きっとコレ!」という感じを感じています。

今のところ左側だけですが 左により問題を感じていたので ずいぶん楽になりました。
左側の腕全体の支点が変わった感じがします。そして今まで無理して力を込めていた
筋肉や筋が楽になって 少しのエネルギーで腕全体が機能している感じです。
そして確かに背中というか 肩甲骨は開いている感じです。

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Kさん、体験をシェアしてくださり、ありがとうございました。

アレクサンダー・テクニークは「使い方」のレッスンですが、はじめは、「自分がどんなふうに身体を使っているかわからない」というのは、多くの方にあてはまることかもしれません。レッスンが、まずはそのあたりの感覚を取り戻す助けになれば嬉しいかぎりです。

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Alexander Technique in Education / 教育現場での実施例(英国NYC)

Source: website, Alexander in Education
The Alexander Technique has been introduced in schools in the UK. This is an example of how the technique is introduced in National Youth Choir courses. The student has experienced her use of herself affects the quality of her voice.

Alexander in Education(英国)ウェッブサイトより。
映像は、英国の National Youth Choir での、アレクサンダー・テクニークを取り入れた授業の実施例。学生さんが声の変化を体験している様子をとらえています。

「どのようにやるか」と「何をやるか」

先日、アレクサンダー・テクニークの初レッスンをお受けになった生徒さんが、レッスン後の日常での気づきを報告してくださいました。

「こちら側の肩がいつも何をするときも上がっていました。今まで全く気づいていませんでした。」

アレクサンダー・テクニークは、今までの使い方を見直して、より楽な使い方に戻していく方法なのですが、普段、自分がどんなふうに(身体を)使っているかに意識をむける機会が、そもそも少ないのがふつうかもしれません。どのようにやるかよりも、何をやるか(掃除、料理、楽器を奏でる、歌をうたう、等)により重きが置かれるからです。

こちらの報告が嬉しかったのは、今までの使い方に気づいていただけたことに加えて、それが日常での気づきであったことです。日常は、発見の宝庫です。日常の小さなこと(食器を洗う、歯をみがく、等)の中に、「どのようにやるか」の意識をほんの少し向けることで、その時間がより濃いものに感じられるはずです。

The answers are within us / 答えは自分の中に

There are various reasons which make people go for taking the Alexander Technique lesson. Either to release pain or to improve some skills probably covers the majority. In other words, people usually take the lesson for sorting out what people think matters to them. I myself, in the first place, also got interested in the technique because of a similar reason as such. However, my purpose of taking the lessons became changed before long. —– ‘The lesson itself is fascinating.’
アレクサンダー・テクニークのレッスンを受けるきっかけや目的は人それぞれですが、痛みの緩和や技術の向上というあたりが大方と思います。問題(と思っていること)の解決や課題克服のためですね。私自身も、はじめのはじめは、ダンスがもう少しうまくなりたいという気持ちから、テクニークに興味を持ちました。でも、その目的は、それほど時間のたたないうちに変化しました。――「レッスンそのものがおもしろい。」 Continue reading “The answers are within us / 答えは自分の中に”

The way to understand / 理解への道のり

In the last article, I tried to explain about the Alexander Technique to people, even to a junior high school student, who don’t know anything about the technique. That is because I wanted to change my preconceived ideas that there was some difficulty to explain about the technique to people. I have been thinking if I was successful or not. I must admit that it would never be perfect if I try to explain by using only ‘words’. It would not be convincing if the physical side is missing. Because the technique is something about psycho-physical unity.
一つ前の記事で、アレクサンダー・テクニークについて、中学生でもわかるように説明することを試みてみました。それは、テクニークについて説明するのはむずかしいと感じる、日頃の意識を変えたいという思いからでした。少し日を置いて考えてみるに、やはり「ことば」だけで説明するのは限界があるなと。身体性を欠く説明は、説得力がないなと。なぜなら、心身一如であることを扱うからです。 Continue reading “The way to understand / 理解への道のり”