「どのようにやるか」と「何をやるか」

先日、アレクサンダー・テクニークの初レッスンをお受けになった生徒さんが、レッスン後の日常での気づきを報告してくださいました。

「こちら側の肩がいつも何をするときも上がっていました。今まで全く気づいていませんでした。」

アレクサンダー・テクニークは、今までの使い方を見直して、より楽な使い方に戻していく方法なのですが、普段、自分がどんなふうに(身体を)使っているかに意識をむける機会が、そもそも少ないのがふつうかもしれません。どのようにやるかよりも、何をやるか(掃除、料理、楽器を奏でる、歌をうたう、等)により重きが置かれるからです。

こちらの報告が嬉しかったのは、今までの使い方に気づいていただけたことに加えて、それが日常での気づきであったことです。日常は、発見の宝庫です。日常の小さなこと(食器を洗う、歯をみがく、等)の中に、「どのようにやるか」の意識をほんの少し向けることで、その時間がより濃いものに感じられるはずです。

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